H様邸柱が届きました。基本は4寸檜(約12cm)です。このあと4.5寸(約13.5cm)と5寸(約15cm)が届きます。
こちらは大黒柱。8寸角檜(約24cm)です。赤身の四方無節で目も芯に通っていて最高の柱です。
測ってみたら1cmほど太かったです。表面をカンナで削って仕上げるとちょうど8寸位になります。
この柱実は、H 様と打ち合わせの段階で資材部の浅岡が「最高の柱があったからH様用に買ってきた。」と先走って買っていたものです。まだ契約も頂いていなかったのに・・・。「次行った時じゃ手に入らないかもしれないから。」との言でした。
H様邸に使わせて頂けてなによりです。
大黒柱、いまでは聞きなれない言葉になってきていますね。
返信削除「測ってみたら1cmほど太かった」ってもったいなくて鉋かけるのが惜しい気がするのは素人でしょうか。
こんな素晴らしい大黒柱を選択されるとは、和室や床の間の仕上げには、どのような構想なのでしょうか。
「まだ契約も頂いていなかったのに」仕入をされた担当者様と貴社の『和』への思い入れが、とても伝わってきます。
H様が貴社とご縁があったこと、素晴らしいですね。
コメント遅くなり申し訳ございません。
返信削除先日H様と銘木屋に行き床柱を選んで来たところです。北山杉の天然絞り丸太にするか日光杉の角柱にするかとても悩んでいらっしゃいましたが、日光杉をたてることに決まりました。
和室には仏間も設けるのですが、仏間の床板には解体前に取っておいた旧H様邸の玄関式台を加工して使用します。H様の御祖父様が大工さんで、その御祖父様が建てた家だから「何か残したい」というH様のご要望で、玄関式台と和室の欄間を残すことにしました。
玄関式台は30年以上毎日人が登り降りしていたのに全く傷んでおらず腐りもありませんでした。無垢の木材の凄さをあらためて実感させられました。